独自性や一次・二次情報に関して、詳しく解説させていただきます。
独自性を持たせる
読者の満足度(=価値)が高い記事を作るためには、独自性を意識しましょう。
独自性とは他のサイトには乗っていない、自身のコンテンツにのみ掲載されている情報です。
例えば、「岡田健史 高校」で記事を作成している時に、他サイトでは「福岡の高校出身のようです。」という情報で終わっているとします。
その中で自分のコンテンツにだけ「創成館高校の出身です。」という情報が掲載されていれば独自性が高いと言えます。(情報が正確であることが必要です。)
このように他のサイトには掲載されていない
- 事実や出来事
- 本人のコメント
- 画像・動画
などがあると記事の評価は上がります。
独自性があるという意味では「自分の感想」なんかも独自性にカウントされます。しかし自分の感想では記事の評価には繋がりません。
何の専門性もない無名のブロガーが「あのアイドルは可愛いから今後活躍するに違いないです」と書いても世間的には価値がないのは何となくわかると思います。(※このコメントが秋元康さんのコメントであれば価値が出てきますが。)
一次情報・二次情報
情報には、一次情報と二次情報があります。
私たちブロガーが独自性を高めて、記事の評価をあげるには一次情報が必要になってきます。
一次情報には、
- 実際に自分がした体験
- インタビューのコメント
- アンケートの結果
などがあります。
二次情報には、
- 本や人伝えで得た情報
- ブログなどのまとめ記事
- SNSの他者コメント
などがあります。
私たちは記事を作成するときに基本的に二次情報を集めて記事化していますが、一般的に価値が高いとされるのは一次情報の方で、極力一次情報を探して載せることが記事の情報価値をあげることに繋がります。
芸能ブログで言うと、本人インタビューのコメントの引用などが一次情報を載せることになります。
一次情報・二次情報の例
例えば、「ゆうたろう 経歴」で記事を作成していたとして、
ゆうたろうさんは元々、顔にコンプレックスをもっていたそうです。
そのため、顔を隠すためのマスクが欠かせなかったとか。
そんなときに、お姉さんにメイクをしてもらったことがきっかけとなり、美容に目覚めたそうです。
という文章を書いた場合と、モデルプレスの記事で、本人インタビューを見つけて
― 小さい頃はどんな少年だったのですか?
ゆうたろう:どちらかというと控えめな子でした。中学の頃はほとんど学校に行っていない空白の期間が2、3年あります。お家から出る時はマスクをつけないと出られないくらい自分の顔が嫌いでした。そのときにお姉ちゃんにメイクを教えてもらったのがきっかけで、いつの間にか自分でメイクをするようになりました。
引用元:モデルプレス
と記載した場合だと、
となり後者の方が情報価値が高くなります。
よって後者のように本人インタビューを掲載いただくことが高評価の記事に繋がります。
※ただし、自身のコンテンツ量<引用文章量となるとコピーコンテンツと評価されてしまう可能性が高いため、引用は必要な箇所だけで不要に増やさないようにしてください。
一次情報の収集のコツ
一次情報収集のコツとしては、
- 大手ニュースサイト
- モデルプレスの記事
- 本人のブログ
- 本人のインスタ、ツイッター
などから使えそうなコメントを探してみるのが手っ取り早いです。
情報の信頼性
抑えておきたいのが情報の価値とほぼイコールで考えられる「情報の信頼性」についてです。
先ほどの一次情報と二次情報に繋がる部分も大いにあるのですが、引用する情報は価値が高いものの方が評価が高くなると説明しました。
では、情報の価値とは何かと言うとその情報の信頼性の高さです。
例えば、
圧倒的に後者の方が信頼性が高いことはわかると思います。どちらが価値があるかというともちろん秋元康さんの発言ですよね。
ここで抑えておきたいのは、同じ情報でも発言者が違うだけで信頼性が変わる=価値が変わるということです。
なので作成するときの情報の根拠(大元の情報筋)は価値が高いものから順に持ってくるように心がけましょう。
情報の信頼性の高さは高い方から
- 国家機関の情報
- 企業や公式サイトの情報
- 専門家やインフルエンサー、著名人の情報
- 大手メディアの情報(←有名人インタビューとかはこれですね)
- SNSなどの民衆の声
- その他トレンドブログ
となっています。
残念ながら、私たちがまとめている個人ブログは⑥になります。
※個人ブログは信頼性が高くないため引用をしても意味がありません。他の個人ブログからの情報は引用するのではなく、情報を集めて再編集して文章に起こしていきましょう。
このように発信元によって「情報の価値=信頼性」が決まってきます。
なるべく信頼性の高い情報筋を抑えて作成していきましょう。
引用の注意事項
引用を積極的にしていきましょうと言いましたが、自分で作成したコンテンツ量と引用したコンテンツ量に注意する必要があります。
なぜなら、著作権法では引用に関して以下のように定められているからです。
公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
曖昧な表現ですが、コンテンツ量や質の主従関係が逆転してはいけないと考えていただければと思います。(自身で書いた記事が「主」で、引用はあくまで「従」であるということです。)
もう少しざっくり言うと自分の作ったコンテンツ量より引用したコンテンツ量があまりに多ければ「コピーコンテンツ」と捉えられて評価が下がってしまいます。
引用するのは必要最低限の情報にしてそこから独自の視点や推測を大切に記載するようにしましょう。