ブログ内で効果的に画像を使用していただきたいのですが、画像の取り扱いには注意点があります。
GoogleAdSenseのポリシーなどを元に画像使用時のルールを決めさせていただきましたので、お伝えしておきたいと思います。
もくじ
トレンドブログに画像は必要な理由
画像のあるサイトと画像のないサイトではどちらが読み進めやすいでしょうか?
もしくは、仮に「芸能人〇〇の顔の整形疑惑あり【画像】〜〜〜」から始まるタイトルの記事だったとすると、その芸能人の元々の画像を読者は見たいでしょうし、当然ですが画像がないのは不自然ですよね。
また、「人は文章を読みたがらない生き物」ですので、画像を効果的に使用することで、
・文章だけでは伝わりにくい情報を画像によってさらに分かりやすく伝えることができる
・圧倒的に画像がある方が読者は読み進めやすいし、視覚的にも関心度が増す
・広告を記事に紛らすことができる(画像多すぎはクリック率に影響があるのでバランスが必要)
という利点になりますし、記事の質が上がり、より上位表示しやすくなる可能性があります。
また、下記のような利点も生まれます。
「長澤まさみ かわいい 画像」
「長澤まさみ 顔変わった」
画像使用の際の注意点とトラブルを避けるための戦略
インターネット上の画像には、必ずライセンスが存在しており、全てにおいて著作権というものがあります。
著作権の侵害は分かりやすく言いますと、画像の著作権を持っている人が「あ!このサイト私の画像使ってる!」と言わない限りは、この著作権侵害の罪に問われたりしません。
ここがトレンドアフィリエイトにおいて画像を使用する際の「グレーゾーン」。
例えば、「ニュースサイトさんなら、自社の記事の拡散になる」・「芸能事務所や芸能人本人なら、自分の知名度アップに繋がる」などでしょうか。
なので、著作権のある画像を利用する場合は、たとえ加工したとしても著作権侵害になるという前提で、なるべく申告されないような画像の使い方・コンテンツを意識していかなければなりません。
Googleアドセンスポリシーからの注意点
画像使用に関して、GoogleAdSenseは非常に利用規約が厳しいです。
著作権法で保護されているコンテンツを含むページで、AdSense サイト運営者様がそうしたコンテンツ表示に必要な法律上の権利を有していない限り、Googleの広告を表示できません。
出典元:AdSenseプログラムポリシー
ご覧いただくとおわかりいただけますが、画像の使用に関しては特に「こういう画像はダメ!」という事は書かれていませんので、「絶対にこれをやっておけばOK」とは言えません。
ただし、Google AdSense利用規約を読んでいますと「禁止コンテンツ」というのがあるので、下記のような3つのジャンルの画像は、最低限、載せないようにお願いします。
- アダルト系の画像(上半身裸やビキニの女性などなど)
- 暴力的・グロテスクな画像
- 一般人の顔が映った画像
なるべくトラブルを避けやすい画像を選ぶ
必ずとは言い切れませんが、トラブルを避けやすい傾向がある画像の参考例を紹介させていただきます。
・公式サイトや本人のSNS(Twitter/Instagram)の画像(転載禁止の表記がない場合)
・撮影者がいない(明記されていない)画像
・ニュースサイトで使用している画像(転載禁止の表記がない場合)
・明らかにカメラマンが撮った画像(荻庭佳太さんなど)・画像のクオリティが非常に高い画像(ぼかし/ポートレイト/画像度が鮮明などなど)・クレジットが入っている画像・有料販売している記事の画像(文春オンライン/FLASH/FRIDAY/などなど)
また、一般人の方のTwitterやInstagramなどに載せている芸能人などの画像は、何処から持ってきている画像なのかが不明のケースが多いので、なるべく使用しない方が無難かと思います。(ケースバイケースではあると思いますが。)
ちなみに、アクセス数が伸びる事と著作権侵害のリスクは、比例する関係にあると考えられます。(上位表示している記事はたくさんの読者やGoogleさんの目に留まるから)
そのため、既に上位表示しているライバルサイトが使用している画像は、トラブルを避けやすい画像であると判断しても良いかもしれません。
SNSの埋め込みについては、Twitterでは利用規約により、「Twitterにアップした投稿は埋め込んでも文句は言えない」ということになっています。
ただし、多様し過ぎると、表示速度が遅くなったり、記事から離脱されてしまうリスクがあるので、必要な箇所での使用に留めていただけると助かります。
また、Instagramに関しては、グレーな部分があり、アメリカではインスタ投稿を埋め込んだことで訴えられ、裁判で敗訴している事例があるようです。
とはいえ、SNSの埋め込みは、問題とならないケースががほとんどですが、「転載禁止」と明記してある場合は埋め込まないようにお願いします。
そして、Instagramの埋め込みをする場合は、グレーな部分があるので、より注意しての使用をお願いします。
また、補足ですが、記事内に動画の埋め込みが必要な場合も、なるべく公式サイトの動画を使用するようにして、公式以外のYouTube動画(一般人の方のアカウントなど)は使用しない方が無難だと考えます。
悪口・誹謗中傷・嘘など不利益になるようなことは書かない
画像の使用のトラブルの元は、その記事内の文章だったりします。
例えば、「芸能人の悪口」です。
芸能人の立場になって考えてみると、「ブサイクだ!」・「気持ち悪い!」などなど、その芸能人が嫌な思いするような記事の書き方はできるだけ避けましょう。
こういった過激な悪口が事務所の人たちを怒らせてしまい、 トラブルの元になりますので、できるだけ悪口など目に止まるような内容を書かないようにし、応援する・擁護するような内容にしていくようにお願いします。
特に、ジャニーズ・LDH JAPAN(EXILEなどの会社)・ディズニーの画像は肖像権に厳しいと言われているので、記事を書く際は要注意です!
画像を効果的に加工する
基本的には、画像を加工した方が良いと考えており、画像サイズがバラバラだと読者にも違和感を与えるので、画像のサイズは統一感を出すことが大事です。
さらに、多少なり、画像の加工は、明らかな転載や複製をしていることや何処のサイトから画像を使用しているかをボヤかす効果になります。
その際は、簡単な加工でもOKですが、加工方法を工夫すると、より特定されにくくなる可能性はあります。
ちなみに、ライバルサイトをリサーチしていると、下記のように、色々な方法で画像を使用していると気づくと思いますが、それぞれのサイト運営者さんが著作権侵害に関する独自の見解の元で運営されているので、これなら大丈夫という正解はありません。
【加工なし】【枠をつける】【枠をつけて出典元を画像の下につける】
上記のように色々な画像の加工方法がありますが、当サイトでは下記のような流れで画像の編集と貼り付けをお願いします。
①画像の切り抜き/サイズ調整(「幅400px:高さ300px」)
②グレー枠をつける(境界線/フレームの太さ:2/背景色:#ff7a7a7a)
③ファイル名の変更(簡易的な英語表記かローマ字表記)
④TinyPNZでの画像圧縮/解凍
⑤WordPressの投稿編集画面で引用符の追加
⑥WordPressの投稿編集画面へのアップロード(中央揃え)⑦WordPressの投稿編集画面で「出典元:テキストリンク」の追加(中央揃え/フォントサイズ:12px/斜線(イタリック))
ちなみに、引用の条件を満たす場合は、使用している画像が、何処のサイトから引用したかを明記することで、画像使用のリスクを抑えることができます。
ただし、いくつかある引用の条件を全て満たさないといけないのですが、トレンドブログの場合は全てを満たなさいケースが多いので、注意が必要です。
なお、引用の条件を満たさない画像を加工した場合でも「出典元:テキストリンク」を表記した方が「ニュースサイトさんなら、自社の記事の拡散になる」・「芸能事務所や芸能人本人なら、自分の知名度アップに繋がる」などという理由で暗黙の了解でお咎めなしのケースもあります。
逆に、「転載禁止」と書かれていた場合でも、引用の条件を満たす場合は、使用することができます。
下記のように、引用をする際のルールが文化庁の「著作権制度の概要」というページに書かれていますので、参考までに紹介しておきます。
(注5)引用における注意事項
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合、すなわち引用を行う場合、一般的には、以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど、自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)引用元:著作物が自由に使える場合|文化庁
なお、完全に引用の条件を満たしており、画像の下に「出典元:テキストリンク」を記載する場合は、基本的には、画像は加工せずにそのまま使用するようにしましょう。
なぜなら、加工すること自体も著作者人格権の中の「同一性保持権(著作者の意に反して、著作物及びその題号の変更や切除その他の改変をすることを禁止する権利のことを指す)」を侵害することになり得るからです。
この判断は難しいと思いますので、基本的にはルールに沿った画像の加工と貼り付け方法で作業をしていただければと思います。
とはいえ、画像の使用については、グレーな部分が多く、特に問題とならないケースが多いですが、なるべくリスクを避けるように意識していただけると助かります。