記事の執筆が慣れていない場合は、はじめはこのマニュアルで説明する通り進めて慣れていってください。
ライティングマニュアルということで、これら3ステップについて説明していきます。
- 記事を書く前の考え⽅
- リサーチ⽅法
- 記事の書き方・まとめ⽅
①記事を書く前の考え⽅
基本的に、検索する⼈は何かしらの
- 悩み
- 疑問
を抱え、それを解決するべくGoogleやYahoo!という検索エンジンを活⽤して、解決策を探しています。
ですので、ブログは訪問者の悩みや疑問を解決するコンテンツ(記事)でなくてはならないのです。
例えば、下記のタイトルの場合、
ネクタイの結び⽅と種類を紹介!新⼊社員が注意するべき点とは?
上記のタイトルで軸となるとなるキーワードは「ネクタイ」になります。
ただ検索する⼈は何かしらの悩みや疑問を抱えて検索するため
- 「ネクタイ ◯◯」
- 「ネクタイ ◯◯ △△」
といったような2語3語で検索窓に打ち込んで検索します。
それを踏まえて、上記のタイトルで予想できる検索ワードをイメージします。
・ネクタイ 結び⽅
・ネクタイ 結び⽅ 種類
・ネクタイ 新⼊社員
ここまで考えたら次に、それぞれの検索ワードでの悩みや疑問を予想します。
・ネクタイ 結び⽅
⇒ネクタイの結び⽅がわからないから知りたい
・ネクタイ 結び⽅ 種類
⇒ネクタイの結び⽅の種類を知りたい
・ネクタイ 新⼊社員
⇒新⼊社員がネクタイをする場合、何に注意するべきかを知りたい
ですから、先ほどのタイトルで記事を書く場合、上記3点の悩みや疑問を解決できる記事を書くべき、ということになるわけです。
このように、情報をリサーチする前に「タイトルから何を求められているか?」を考えるようにしましょう。
これは、記事を悩まず早く書くためには⽋かせないステップになります。
②リサーチ法
訪問者は何を求めているのかを考えたら、次に解決策となる情報を集めます。
※既に知識がある場合は、答え合わせのつもりでリサーチしてみてください。
リサーチするときは⼀度、これから書く記事で予想される検索ワードを実際に検索窓に打ち込んで調べてみましょう。
そして、検索結果に出てくる記事を上から3サイトほどチェックしてみます。
チェックする際の項⽬は、
- どの程度のボリュームか?(だいたいの⽂字数)
- その内容はわかりやすいか?(画像の使い⽅やまとめ⽅)
- ⾃分が知らない情報はあるか?(情報集め)
それぞれをチェックする意味については、
検索エンジンで上位表⽰するためには記事のボリュームが⼀つの要因となるから
なので、それ以上の記事を仕上げることで上位表⽰される可能性が上がります。
わかりにくければわかりやすくまとめることにより、訪問者のためになるから
わかりやすければ、それを真似することにより、記事の全体像を書く前にイメ ージすることができ、且つ良い記事を仕上げることができます。
知らない情報があれば、それを蓄積することにより、スムーズに記事を仕上げることができるから
解決策が上⼿く⾒つからない場合は、Yahoo!知恵袋(http://chiebukuro.yahoo.co.jp/)を活⽤します。
Yahoo!知恵袋で検索をすることで、解決策をより簡単に⾒つけられることが多くありますので、こちらもチェックしてみるといいでしょう。
さらに、ドラマや映画・本・漫画・アニメなど感想や評価の情報が欲しい場合は、Yahoo!ニュースのコメントや2chまとめの書き込みなどをチェックするといいです。
このように、ほしい情報によってリサーチする場所を変えることにより、効率よく情報を集めることもできます。
③記事の書き⽅・まとめ⽅
訪問者が求めていることを予想し、それらを解決するための情報を集めたら、 記事の執筆を⾏っていきます。
その際、いくつかのルールと注意点があります。
- 記事の構成に注意する
- 同じ語尾が連続しないようにする
- 結論・理由・具体例・再度結論の流れ
- 句読点を少なすぎず、多すぎず使う
- 接続語をしっかりと使う
- You=あなたへのメッセージとして記事を書く
- 複数⾏の⽂章をなるべく連続させない
- 読みやすいように箇条書きなど⼯夫する
- ⽂字数を稼ぐための余計な⽂章は使わない
- 訪問者に共感してあげる
- キーワードの出現頻度を⾃然に上げる
それでは、それぞれ簡単に説明します。
(1)記事の構成に注意する
記事を書く時は、下記の構成で組み⽴てていきます。
このように書き出しから始まり、本⽂、そしてまとめ、という流れで記事を組み⽴てていきます。
ネクタイの結び⽅と種類を紹介!新⼊社員が注意するべき点とは?
書き出し(ネクタイの結び⽅で悩んでいませんか?)
本⽂A(ネクタイの結び⽅の種類)
本⽂B(それぞれの結び⽅)
本⽂C(新⼊社員や社会⼈が注意する点)
まとめ(以上で終わります、ネクタイをしっかり結べるだけで〜〜)
このような流れになります。(※本⽂〜まとめまでは⼩⾒出しを付けるようにするとわかりやすくなります。)
(2)同じ語尾が連続しないようにする
⽂章を読むとき、声に出して読むことはしないですが、⼼のなかで声に出して読んでいるのではないでしょうか?
ですので、声に出して読んでも不⾃然にならない⽂章を書くことが⼤事になり、 読みやすい⽂章の1つが語尾になります。
気がつくと「〜です」が連続したり、「〜ます」「〜ね」が連続したりと、同じ語尾が連続してしまう⽂章になってしまうケースがあります。
そのため、必ず最後のチェック時には声に出して意識しながら読み返すようにしてみてください。
「思います」が連続してしまうと信ぴょう性がかけますので注意です。
(3)結論・理由・具体例・再度結論の流れ
わかりやすい記事を書くためには、結論、理由、具体例、再度結論の流れで⽂章を組み⽴てるといいです。
結論:ネクタイの結び⽅は3種類あります。
理由:そして、それぞれ場⾯によって使い分けることで、できるビジネスマンにみてもらうことができるでしょう。
具体例:それぞれの具体的な結び⽅はこのように結びます。
再度結論:これら3種類の結び⽅をマスターして、かっこいいできるビジネスマンになりましょう。
(4)句読点を少なすぎず、多すぎず使う
句読点が少ないと読むのが疲れ、多すぎると読みにくい⽂章になります。
また、⽂章をつなげすぎても読むのに疲れてしまいますので、適度に「。」と 「、」を使い、読みやすい⽂章にしましょう。
ネクタイの結び⽅は3種類ありますがそれぞれ場⾯によって使い分けること により上司や取引先の相⼿に好印象を与えることができますのでぜひこの記 事でネクタイの結び⽅をマスターしてください。
ネクタイの結び⽅は、3種類ありますが、それぞれ、場⾯によって、使い分け ることにより、上司や、取引先の相⼿に、好印象を与えることができますので、 この記事で、ネクタイの結び⽅を、マスターしてください。
ネクタイの結び⽅は3種類あります。
それぞれ場⾯によって使いわけることにより、上司や取引先の相⼿に好印象を与えることができます。
ですので、この記事でネクタイの結び⽅をマスターしてください。
上記の良い例のように、「。」で⽂章を区切り、「、」で読みやすくしましょう。
(5)接続語をしっかりと使う
「そして」「なので」「ですので」「だから」「そのため」「しかし」など、前の⽂章から接続語を使うことで、より読みやすい⽂章になりますので、適度に接続を使うようにしましょう。
(6)You=あなたへのメッセージとして記事を書く
⽂章を読んでくれる⼈は⼤勢いますが、訪問者からすると読んでいるのは⾃分1⼈です。
なのに「皆さん」など複数の相⼿に書いているような⽂章にすると、⾃分のことではないと相⼿は思ってしまうかもしれません。
ですので、「あなた」のように⼀⼈に対して届ける意識で書いてみましょう。
(7)複数⾏の⽂章をなるべく連続させない
⽂章は改⾏することによって読みやすくなります。
⼩説などをイメージしてみてほしいのですが、1ページ⽬が⽂字で埋まっていたら「うわ」と敬遠してしまいませんか?
また、複数⾏(2⾏3⾏)の⽂章が連続すると、こちらもまた読むのに疲れてしまいますので、複数⾏の次は1⾏⽂というのを⼼がけてみてください。 (絶対ではありません。)
この記事ではネクタイの結び⽅や種類についてと、新⼊社員が注意するべき点 について説明していきます(2⾏)
ネクタイの結び⽅はさまざまですが、場⾯によって使い分けたり、また結びや すい⽅法を覚えることで忙しい朝に慌てる⼼配も無くなりますし、サッと結ぶ ことができれば出来る社会⼈のように⾒えますよね(3⾏)
この記事ではネクタイの結び⽅や種類についてと、新⼊社員が注意するべき点 について説明していきます(2⾏)
ネクタイの結び⽅はさまざまです。(1⾏)
そのネクタイの結び⽅の種類の中から場⾯によって使い分けたり、また結びや すい⽅法を覚えることで忙しい朝に慌てる⼼配も無くなりますし、サッと結ぶ ことができれば出来る社会⼈のように⾒えますよね(3⾏)
(8)読みやすいように箇条書きなど⼯夫する
ステップを伝えるときや種類を伝えるとき、箇条書きで伝えることによりわかりやすくなります。
さらに⽂章の読みやすさも⼀気に良くなります。
なので、箇条書きを使える場⾯では箇条書きを使うよう⼼がけましょう。
(9)⽂字数を稼ぐための余計な⽂章は使わない
感想や意⾒を追加するのはいいのですが、無駄な⽂章などは意味がなく、最悪の場合 Googleから低い評価を与えられることもあります。
読み⼿で考えた場合、やはり⼀番欲しいのは関連した情報ですよね。
ですので、⽂字数を稼ぐための余計な⽂章は使わないようにしましょう。
(10)訪問者に共感してあげる
訪問者の悩みや疑問に共感してあげることにより、読み⼿を⼀気に⽂章に惹き こむことができます。
さらに、書き出しで悩んでしまうこともあるかもしれませんが、 『冒頭では読み⼿に共感する⽂章』 という1つの引き出しがあれば、記事を書くときも楽になります。
ですので、1つのテクニックとして使ってみてください。(全ての記事で共感の⽂章を冒頭で持ってくると不⾃然ですので注意です。)
(11)キーワードの出現頻度を⾃然に上げる
タイトルに⼊っているキーワード、またメインキーワードの関連キーワードを記事の中に⾃然に散りばめるようにしましょう。
例えば下記のタイトルの記事であれば、
ネクタイの結び⽅と種類を紹介!新⼊社員が注意するべき点とは?
・ネクタイ
・結び⽅
・種類
・新⼊社員
・注意
・結婚式
・葬式
・2次会
・かっこいい
・就活
・ブランド
・⻑さ
関連キーワードは Google などの検索窓に打ち込んだときに表⽰されますので、参考にしてみてください。
以上の11点のルールと注意点を守って記事を書くようにお願いします。
次にどうしても⽂字数が指定した数字を超えない場合について説明していきます。
指定した⽂字数が超えない場合
リサーチをして情報を集め、キーワードの出現回数を気にしながら記事を書い た結果、どうしても指定された⽂字数を超えない場合、
- 訪問者が他に欲しいと思う情報はないか?
- ネタの関連した情報はないか?
これら2点を改めて考えてみるようにしてみてください。
他にどういうことを知りたいだろう?悩んでいるだろう?と考えることで、新たな情報を追加することができるようになります。
もし考えても⾒つからない場合は、Yahoo!知恵袋を参考にするのもいいです。
記事の書き出しやまとめに⽂章を追加するだけでも、だいぶ⽂字数は増えますので、書き出しやまとめがあっさりしすぎていないかの確認もしましょう。
ここまでいろいろとルールや注意点などを説明させて頂きましたが、1番は、訪問者が何を求めており、それを解決できる記事になっているかどうかが⼤切になります。
ですので、訪問者の気持ちになって記事を書くようにお願いします。